セラミックのかぶせがなぜ良いのでしょか?

1,汚れが付きにくい
セラミックの表面はツルツルしているので、プラークや色素などの汚れが付きにくく清潔に保つことが出来ます。
2,歯とセラミックが接着剤を介して化学的に結合するのでむし歯になりにくい。
歯とセラミックと接着剤の間にすき間がないため、むし歯になるリスクが低いです。
3,見た目がきれい
セラミックは色の調節がきちんと出来るので、普通の歯と同じ色や輝きがあるので自然に見えます。

ただし、セラミックは保険適用ではなく、自費治療となります。
当院では1本8万円です。

保険適用のかぶせものには、銀歯とCAD/CAM冠(プラスチック)があります。
銀歯

お口の中は常にいろいろな刺激にさらされています。
食事の際に食べ物や飲み物(冷たいもの、熱いもの)がお口の中に入ります。
そうすると銀歯が錆びていきます。
錆びると銀歯と歯の間にすき間が出来て、そこからむし歯になっていきます。
CAD/CAM冠(プラスチック)(小臼歯と第一大臼歯)(第一大臼歯の場合、第二大臼歯が4本すべてある場合のみ)

左がプラスチック(CAD/CAM冠)、右がセラミックです。
見た目はほとんど変わりませんが、全く別物です。
プラスチックの表面には汚れが付着しやすく、傷がつきやすいので、天然歯やセラミックに比べて汚れがつきやすくなってしまいます。
例えばお皿陶器のものプラスチックのもの比較すると、陶器のものは洗えばきれいに汚れが落ちますが、プラスチックのものは傷がついたところは汚れが落ちません。

もし自分や自分の家族にかぶせものを入れるときは、銀歯やプラスチックのかぶせものではなく、セラミックのかぶせものを入れます。

「保険のかぶせと自費のかぶせ、どちらにされますか?」と患者さんに質問すると、
多くの患者さんが「費用がかかるので保険のかぶせでいいです」とお答えになることが多いです。
こちらの説明不足が原因かもしれませんが、セラミックとプラスチックは見た目では違いはよく分かりませんが、
全く別物です。お口の中を清潔を保つことを考えると、セラミックに軍配が上がります。

投稿者:加藤歯科医院 院長 加藤気白

 

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