山口県山口市小郡下郷1124-3にある歯医者。加藤歯科医院。1966年(昭和41年)創業。現在は2代目である加藤気白歯科医が院長。歯科衛生士も求人募集中です。

インプラント

インプラントとは何か?

インプラントはチタン製のネジでできています。

チタンはアレルギー反応の少ない金属です。
チタンは腕時計などにも使われている金属で、
金属アレルギーがある人でもほとんどかぶれることがない体に優しい金属です。

私も多少金属アレルギーがあり、ステンレス製の腕時計をはめると汗をかいたりするとかぶれたりしますが、チタン製の腕時計の場合はほとんどかぶれることがありません。

インプラントの被せを作っていく場合、まずインプラントを埋める手術をします。
外科手術が必要で、骨の幅が十分ある場合は骨にドリルで穴を開けて、そのままインプラントを埋めることができます。

骨の幅が狭い場合は、骨を広げる処置をしてからインプラントを埋めていきます。
埋めたインプラントが骨にくっつくまでに約3か月程度かかります。

インプラントが骨にくっついたら、それから歯の上の部分を作っていきます。

かぶせを作っていくためには昔はお口の中に粘土のようなものを入れて型を取っていましたが、現在ではスキャナーというものを用いてお口の中を撮影して型採りができるようになりました。
そのため型取りが苦手な人でも比較的簡単に楽に型取りが出来るようになりました。

型取りをして歯ができたらそれをインプラントの上にかぶせていきます。

インプラントのかぶせをつける時には
セメントでくっつける場合と、ネジを使ってくっつける方法があります。
セメントでくっつける場合は見た目がほとんど普通の歯と変わらないような状態で被せることができます。

ネジを使ってつける場合は歯の中にネジがあり、ネジで止めた後にそのネジの部分を白い詰め物などで隠してネジが見えないようにします。

インプラントの噛む力は普通の自然な歯とほとんど同じです。
インプラントは永久に持つかと言うとそうではありません。

普通の自然な歯がお手入れが悪いと歯周病になるように
インプラントもお手入れが悪いとインプラント周囲炎というものになってしまいます。
そのため定期的にお手入れをしてインプラントの周りをいつも清潔にしておくことが大切です。

インプラントの歯ができた後も定期的に歯科医院に通って頂いてメンテナンスをしていきます。

そうすることによってより長くインプラントもたせることができます。

インプラントのメリット・デメリット

インプラントのメリット

1,咬む力が普通の歯とほぼ同じ
インプラントは骨に直接埋め込まれて固定されるので、
咬む力が普通の歯とほぼ同じで、何でも普通に食べることができます。

2,インプラントを歯がないところに入れることにより、他の歯を守る
歯がないところにインプラントを入れることにより、
他の歯の負担を減らして、他の歯がダメになるのを防ぎます。
この事がインプラントを入れる最も重要な意義だと思います。

3,見た目が天然歯とほとんど変わらない
見た目がほぼ天然歯と変わらないので、自然に見えます

4,入れ歯やブリッジと違い、隣の歯に負担がかからない
入れ歯の場合、隣の歯にバネをかけるので、他の歯に負担がかかります。

ブリッジの場合、両隣の歯を削らなければいけません。
その点、インプラントは隣の歯に負担をかけることなく、修復できます。

 

インプラントのデメリット

1,外科手術が必要
インプラントを埋めるために外科手術が必要です。
骨の幅が十分ある場合はそのままドリルで骨に穴を開けてインプラントを埋めることができますが、
骨の幅が狭い場合は、骨を広げる処置が必要になります。

2,治療期間がある程度かかる
インプラントを埋める手術をして骨に完全にくっつくまでに、
骨が丈夫な場合は約3ヶ月、
骨が柔らかい場合や骨を広げる処置をした場合は4〜6ヶ月程度かかります。

3,自由診療である
保険がきかない自由診療となるので、ある程度の費用がかかります。
ただし、デンタルローンを組んだり、医療費控除の対象ともなるので節税効果もあります。

インプラントにすることで、残った歯を守る

入れ歯やブリッジにする場合、実は他の歯にも今まで以上の大きな負担がかかります。ですから、歯を失った時、入れ歯にすればすべて解決するというわけではなく、たとえ1本でも入れ歯にすると、残った歯で力を支えなければいけないことになり、その結果、周囲の歯の寿命を縮めてしまうこともあるのです。

インプラントにすると歯の土台を再形成できますので、他の歯に負担が掛かりにくく、残った歯を守り、長く自分の歯で食べることに繋がります。

インプラント治療の流れ

1,診査(資料採取)
レントゲン写真、歯型、CT、口腔内写真などの資料を採ります。

2,診断
採取した資料を基に治療計画を立てます。
歯型や口腔内写真を観察してインプラントが入るスペースがあるか診査します。
レントゲン写真やCTを観察して、骨の厚みや硬さ、血管や神経との距離などを診査します。
採取した試料を総合的に診断して、埋入するインプラントの種類、太さ、長さを決定します。

3,治療方法・治療期間・治療費用の決定
インプラントが入るまでの治療方法・治療期間・治療費用が決まったら、患者さんに詳しく説明します。

4,インプラント埋入手術
インプラント埋入手術(歯の根の部分)を行います。

下あごの硬い骨の場合、約3ヶ月、上あごの柔らかい骨の場合4〜6ヶ月経過後、
インプラントが骨にくっついたことを確認したら、インプラント上部構造(歯の部分)を製作します。

5,インプラント上部構造(歯の部分)製作
インプラント上部構造(歯の部分)を製作するために、型取りをします。
以前はお口の中に粘土のようなものを入れて歯型を採っていましたが、
現在では光学スキャナーというものを用いてカメラでお口の中を撮影して型取りができるようになりましたので、非常に楽です。

光学スキャナー

インプラント上部構造

大口式インプラント(骨の幅を広げてインプラントを入れる方法)

インプラントをしたいけど、骨の幅が狭くて入れられない場合に、
骨の幅を広げながらインプラントを入れる方法があります。

大口式インプラントといいます。

この大口式インプラントは、オーギュメーターというものを細いものから順番に使用して少しずつ骨の幅を広げながら、
インプラントを埋めるスペースを作ってインプラントを埋める方法です。
図で説明すると、以下のような感じになります。

この方法でインプラントを埋める場合、柔らかい骨でも周囲の骨を圧縮しながらインプラントを埋めるスペースを作るので、初期固定(インプラントを埋めたときの安定性)が良くなるメリットがあります。

また、骨が細くてインプラントをあきらめなければいけなかった症例でも、この方法で骨を広げることでインプラントを埋めることが可能になる場合があります。

骨造成をしてインプラントを埋める場合と比較して、この骨を広げる方法はインプラントの周囲をきちんと硬い骨で覆うことができるので、予後も良いと思います。

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