歯科衛生士さん向け情報 超音波スケーラーのパワー設定(前編)
歯科衛生士の皆さんこんにちは!
超音波スケーラーのパワー設定には大切なポイントがあります。
ぜひこの動画を参考にしていただきたいと思います。
ポイント1 モード
10段階 P E S それぞれ10段階 合計30段階あります。
モードを切り替えることでパワー、強さが変わります
Pモード→Eモード→Sモードの順で強くなっていきます。
パワーを強くすると歯石は取れやすくなりますが、
先生や歯科衛生士さんの手や指に与える衝撃、そして患者さんの歯に与える衝撃が変わります。
スプラソンP-maxにはペリオモード、エンドモード、スケーリングモードがありますが、
ペリオだからペリオモード、エンドだからエンドモード、スケーリングだからスケーリングモードではなく
最も弱いモードからはじめて、それでも除去できないときに少しずつパワーを上げていくことが大切です。
ペリオモードが最も弱いパワーで、スケーリングモードが最も強いパワーです。
スケーリングを行ってみて、
歯石が落ちないようなら少しずつパワーの目盛りを上げていきます。
Pモードの10でも歯石が落ちなければ、Eモードの1にして少しずつ目盛りを上げていきます。
Eモードの10でも歯石が落ちなければ、Sモードの1にしていき、また少しずつ目盛りを上げていきます。
またモード設定の勘違いで、チップが折れてしまうことがあります。
Pモードだと思っていたのにSモードになっていたりしていた場合、
患者さんが変わってチップを交換した時、
チップを新品に交換した時、
にチップの破折が起こりがちです。
この知識を多くの歯科衛生士さんに知っていただきたいので
この動画を紹介します。
下の動画をぜひご覧ください!
加藤歯科医院 院長 加藤気白